日本の 負の遺産 731石井部隊 史跡

日本陸軍直属部隊・満州第731部隊(通称石井部隊)が1936年から1945年まで毒ガス爆弾やペスト、コレラ、チフス、炭菌たんそ菌等の各種細菌兵器の研究・製造を担当した秘密部隊で、それを実使用するための媒体として「ノミ」や「ネズミ」の飼育もしていた広大な施設跡です。さらに、これらの毒ガス、細菌兵器の研究に中国人やロシア人を生きたまま生体実験として使いその数約3,000人と云われ、これらの兵器は実戦でも使用され今でも中国各地に残物が処理されずに埋蔵されているとの事でした。 展示室には写真や遺物、模型が誇張するでもなく展示してあり「ひどい事をしたもんだ」と思うと同時に「これが自分の生まれ育った時代の歴史の中の一つだったんだ」と認識を新たにすると同時にこの様なことは世界から廃絶すべきだと痛感します。施設の殆どが敗戦を察知した日本軍が証拠を隠す為資料などは焼却、建造物は爆破破壊して破壊しきれなかった建造物は現在「世界文化遺産」として保存されています。

孔子廟 黒龍江省民族博物館

創建1926年で敷地面積は23,000平方メートル、建築面積は4,418平方メートルの建物の中にある博物館です。黒竜江省に住む少数民族の紹介をしている博物館です。敷地内には周りを赤い壁で囲まれた廟は三進院落という造りで、前院、中院、後院の三部分からなっています。各院は前院から笞地、櫺星門、大成門の廟から構成されています。 前院の東西に配置されている建物の中では、黒竜江省に住む少数民族であるホジェン族、ダフール族、オロチョン族、エベェンキ族などに関する民族文物陳列展覧が常設されています。そこで、少数民族の生活用具や衣服などから各民族の文化背景を知る事が出来ます。 また、大成殿内では孔子の塑像(そぞう)が祀られると同時に、写真などを用いて孔子に関する説明の孔子聖績展覧を見ることが出来ます。

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